#12モンキーズ の血液パラドックスに納得がいかない

Netflix12モンキーズ(ドラマ)を見たんです。

シーズン2までしかないのでそこまでなんですが

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一個すごい納得がいかない点があったので書いておきます。

 

この話は全編を通してタイムトラベルとそれに伴うパラドックスっていうのが重要な位置を占めています。

例えば、現在自分がしている腕時計と、未来から現在に持ち込まれた同じ腕時計は、本来は同じ空間に存在するはずのないものですが、タイムトラベルによりそれが実現し、それらを触れさせるとパラドックス(っていう体の爆発)が生じます。

 

っていう設定です。

 

この設定自体はまあいいんです。そういう設定ということですし、わかります。

 

納得行かないのは、シーズン1の12話です。

キャシーと若きジョーンズ博士が、いろいろあって瀕死のコールの体内に、子供時代のコールの血液を注入し、それによってパラドックスを生じさせてコールを救うっていうところです。

 

コールの遺伝子が分子レベルで傷ついてるから、損傷前の血液を注入して、パラドックスによって救うっていう建付けでした。

 

え、ちょっとまって

 

コールの遺伝子が分子レベルで傷ついてるから、損傷前の血液を注入←まあわかる

パラドックスによって救う←わからない

 

パラドックスで救えるかどうかもちょっと説明不足な感はあったんですが、まあそれは多少強引でもそういう設定ってことでいいんですが、そもそもパラドックス起きなくない?

 

だって血液だから新陳代謝しますよね。

普通の人間だと、およそ3ヶ月ですべての肉体の構成要素が入れ替わります。

スプリンターは特殊な体質で子供時代の肉体の構成要素が大人になっても残ってるみたいな設定ありましたっけ?

 

なので、私はこう思いました。

「ははーん、これは実際に注射をしたあとに『パラドックスが起きない!なぜ!?』『ハッ、そうよ、新陳代謝よ!』っていう流れだな?」

 

そして話が進み、首尾よく子供コールの血液を入手した大人コールは、敵と対峙しながらも自分に血液を注射します。

 

そしてパラドックスが起きます。

 

起きるんか〜い