「清潔感」に「清潔さ」は関係ない
男がモテるための必須条件としてあげられる「清潔感」ですが、わからない人には本当にわからないんですよね。
「服が新品だと清潔感がある」わけでもないし
「古着を着ていても清潔感がある人」がいたりして
挙句の果てには「実際に清潔であるかどうかは関係ない」とか言われるともうちんぷんかんぷんになるんです。
そこでさっそく清潔感の正体なんですが、
「清潔感がある人」っていうのは、言い換えれば
「部屋が小奇麗そう」な人です。
これは服だけ見ていてもわからないと思いますが、要は「身の回りの要素の状態を把握してコントロールできている」ように見えるってことだと思うんですね。
新品のワイシャツを着ても清潔感が出ないのは、その新品のワイシャツの良さを引き出せていないからです。サイズやボトムとの相性や髪型に気を遣えていないんです。そしてそれはそのまま「部屋のインテリアもちぐはぐそう」な印象を与えます。
なんとなくスチールラックを買っちゃったり、ドン・キホーテでラバーライトを衝動買いしちゃってるウチは「清潔感」は身につきません。
思うに、「清潔感」っていう言葉が罠です。「清潔感」に清潔さは関係ないんです。
「清潔」の反対は「不潔」ですが、「清潔感」の反対は「ちぐはぐ」です。
「清潔感」を出すためには「テーマを決める」こと
じゃあどうしたら清潔感が出るのか。
「清潔感」っていう言葉に惑わされて、「清潔感を出すために清潔にしよう」って思うとダメです。だいたい昨今のほとんどの日本人は既に充分清潔です。
「清潔感」を出すには、テーマを決めることです。
- 「青山っぽいスカした感じ」
- 「渋谷のストリートな感じ」
- 「下北っぽい少しレトロでいなたい感じ」
- 「量産系の大学生っぽい感じ」
など、そこは好みでなんでもいいんですが、テーマを決めてそれに向けてアイテムをあてがうんです。
それを決めないで行き当たりばったりに服を選んでいると、ゴールがボヤケてしまい、「部屋もあんまりおしゃれじゃなさそうだな」という印象を与えてしまいます。
逆に、ちゃんとテーマを決めれば、仮にネルシャツを着ていても「あー、この人はちゃんとコーディネートやサイズも気にしているし、アメカジのアイテムとしてネルシャツを選んだんだな」ってのが相手も無意識に認識します。
サッカーの本田がいうところの「あえてね。」です。
そうすると、上述したような「すべてわかってコントロールしている」ような印象を与えることができ、それは「部屋もきちんと片付いていそう」につながるんです。
清潔感⇒部屋がキレイそう⇒結果
そうやってテーマを決めていわゆる「清潔感」を出すと、部屋も小奇麗そうな印象を与え、その結果、部屋に呼びやすくなるんですよね。