#刑務所 に求められている責任はどこまであるのか

「前科持ち」は何かにつけて不利な状況に置かれがちです。

就職や結婚など様々な場面で一生つきまとうガチの黒歴史です。

 

「前科持ち」が迫害されてしまう理由もわかります。

企業にしてみれば、他にも人間は沢山いるのに、あえて「前科持ち」を採用するインセンティブはありません。

 

ただちょっと気になるのは

「前科持ち」は刑期を終えて罪を償った人です。

「刑務所」で「矯正」された人のはずでは?と。

刑期を終えて出てきた人が再犯した場合に

「刑務所は一体何をやってたんだ」っていう声が全然ないですよね。

 

ていうか刑務所ってそもそも何をするところなんでしょう?

Wikipedia にはこうありました。

日本においては自由刑執行する場所としての機能を有すると同時に、受刑者の改善更生のための働きかけを行っていく機関である。刑務所に収容されると、刑務作業以外にも改善指導、教科指導といった矯正処遇が行われ、受刑者の社会復帰を助ける。

更に抜粋すると主に2点ですね。

  • 「自由刑を執行する場所」

  • 「受刑者の改善更生のための働きかけを行っていく」

前者が刑罰、後者が矯正っていうところでしょうか。

つまり矯正に関しては「働きかけを行う」にとどまるんですね。

 

結論としては、今のところ

「犯罪者を罰するついでに、真人間になるように指導はする」だけなので、もし再犯したとしても刑務所的には知ったこっちゃないっていうことになるようですね。

ここをもうちょっと頑張ってみてもいいんじゃないかなと思ったりします。

もし「ああ、きっちり刑期を終えて出てこられたんですね。じゃあ安心だ」っていうことになれば、「前科者」に対する評価も改善し、社会復帰もよりスムーズになるはずです。

刑務所ごとに再犯率を出したりとかしてみると面白いかもしれませんね。